【ネタバレのオンパレード】『GODZILLA 星を喰う者 』でよくありそうな質問をまとめました
先日、『GODZILLA 』最終章である『GODZILLA 星を喰う者 』を見てきました。
今回は、まだ見ていない人が気になっていそうな事をQ&A(よくある質問)でまとめてみました。
私が見た劇場には小さい子も家族連れで見ていたので、「パパあれなんで~?」と聞かれた際には、ぜひご活用ください。(以下ネタバレ多数)
- Q1.前作ラストのビルサルド族と地球人のごたごたはどうなったの?
- Q2.高次元怪獣って結局何?強いの?
- Q3.モスラは登場するの?
- Q4.エクシフの真の狙いって結局何だったの?
- Q5.母船はどうなったの?
- Q6.タニ・ユウコ隊員はどうなるの?
- Q7.タニ隊員の胸が大きいと思うのですが…
- Q8.結局、ゴジラには勝てたの?
- Q9.で、結局面白いの?
- ちなみに
Q1.前作ラストのビルサルド族と地球人のごたごたはどうなったの?
A1.ハルオの判断によって仲間が死んだことで、激おこのビルサルド族は、母船の動力を乗っ取るなど、関係は極めて悪化します。
しかもその乗っ取りの最中に、メトフィウスがギドラを呼んじゃうので、もうてんやわんやです。
Q2.高次元怪獣って結局何?強いの?
A2.単純に言うと、強い弱い以前に、まったく別のフィールド(次元)からやってきたのがギドラなので、強弱の判断が難しいんです。
サッカーの試合してるのに、野球選手がグラウンドに入ってきたというと、わかりやすいでしょうか。
違う次元から来たということは、地球のありとあらゆる法則が、ギドラには通用しません。
例えばゴジラはギドラに触れられないのに、ギドラはゴジラに噛みつける。
ゴジラが超高温を発するのに、ギドラはその温度を冷却するのに、水蒸気や水が一切発生しないなどなど…
そんなさまざまなあり得ない現象が、データ上で一切観測できなかったり、およそあり得ないタイムラグで表示されるなど、とにかくギドラ出現であらゆる法則が矛盾・崩壊します。
つまりギドラが地球上の法則に適合してしまえば、ゴジラの方が有利になりまるのです。
作中では、ギドラを呼び寄せたメトフィウスを封じ込めたことで、ギドラが地球の次元に適応してしまい、あっけなくゴジラに倒されます。
Q3.モスラは登場するの?
A3.シルエットだけ登場しました!(歓喜)
ただ、本当にシルエットだけだし、ハルオの脳内に現れるだけなので、固有名詞すら出てこない感じの扱いです。
個人的にはモスラも現れて三すくみでやりあってほしいところでしたが、それをするとこの映画の持つメッセージ面は破たんしそうなので、これが最善なのでしょう。
Q4.エクシフの真の狙いって結局何だったの?
A4.エクシフは地球上をベストコンディションの状態でギドラを呼び寄せ、星ごと食いつくすことで悦に浸るのが真の目的です。
エクシフは頭の悪い私では到底理解できないレベルの高度な知能を持っており、あまり高度過ぎるゆえに、自分の種族はいずれ滅びることを知ってしまいます。
でもどうせ終わっちゃうなら、「終わっちゃうことがいいことなんだ」って思えばいいじゃん!っという発想により、最終的に「種族や文明、星の終焉=祝福」というとんでもないマゾヒズム宗教へと進化したのです。
作中でもメトフィウスが言っていましたが、地球を種、人類や文明を果実とし、それを収穫するのがギドラなんだとか。
そうやって説明すると、すごく知的な感じがしますが、もっとわかりやすく言うなら、おしっことかうんちって、我慢すればするほどトイレにたどり着いた時の解放感やばいじゃないですか?
エクシフはもう一つ上のステージ、すまり失禁や脱糞をする=(人としての終焉)ことで祝福感じちゃってるわけです。
しかもあいつら、星を跨いでは失禁と脱糞を繰り返してるんだから質が悪い。
とりわけ地球にはゴジラという果実だけでなく、それを憎むうえに、組織の中で英雄的立場を築いたハルオが、神=ギドラに対する供え物みたいなポジションなんで、よりエクシフが肩入れしています。
Q5.母船はどうなったの?
A5.エクシフによって高次元から呼び寄せられたギドラによって、いともたやすく破壊され、乗組員は全滅します。
ギドラが高次元怪獣過ぎて、母船内のデータはタイムラグがめちゃくちゃ。
更新している映像が、実は40秒前のものだったり、ギドラを知覚しているのに、データには何にも表示されないなど、オペレーターの女の子は終始てんぱり状態。
しかもそのライムラグによって、自分たちが死ぬより前に、母船内の生命反応が0になるという、死ぬより先に死を悟るシーンはなかなかに虚淵節が炸裂しています。
Q6.タニ・ユウコ隊員はどうなるの?
A6.ハルオと一緒に心中します。
前作のラストから、タニ隊員は脳死となり、回復の見込みはないものの、タニ隊員内のナノメタルは機能し続けている状態。
そこでギドラを倒して、文明が振出しに戻った地球人ですが、タニ隊員のナノメタルを使って、文明を再興しようとする者も当然ながら現れます。
それはすなわち、再びエクシフの標的になることを意味するのです。
ハルオは自分とゴジラの決着をつけるときに、一緒にタニ隊員も連れて行って、自爆するのでした。
Q7.タニ隊員の胸が大きいと思うのですが…
A7.私もそう思います。
ナノメタルと融合しているのに、キチンと重力に逆らえてないくらいに大きいように思いました。
『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』のエイミー・シューマーの言葉を借りていうなら、「バイバーイ!」状態です。(両乳が左右に離れているため)
Q8.結局、ゴジラには勝てたの?
A8.勝てませんでした。
しかし、それはあくまで物理的勝ち負けの話であって、地球の原住民フツアにとっては、ゴジラに立ち向かう=負けで、種族を絶やさないこと=勝ちだそうです。
ハルオはしっぽりフツアの民を孕ませたので、そういう意味ではハルオは勝っています。
しかしあくまでハルオにとって、ゴジラは憎しみの対象
さらにその憎しみの感情は、次第にフツアに悪影響を与える上に、せっかく倒した?エクシフにスキを作ってしまうと考えたハルオは、タニ隊員を連れて、マシンに乗り込み、ゴジラに特攻隊よろしく突っ込んでいったのでした。
死に際に、まるで方の重荷がすっと消えたかのようにふっと笑顔になったハルオは、ある意味エクシフの言う「終焉=祝福」を、心のどこかで共感してしまっていたのかもしれません。
Q9.で、結局面白いの?
A9.面白かったです!
ちなみに
エンドロール終了後、ハルオが自爆してからさらに長い年月が過ぎて、フツアの儀式シーンが映し出されます。
そこには子供たちが、自分たちが嫌いなものを封印するという儀式で幕を下ろすのです。