今後の映画ブログの内容について本気出して考えてみた
いっつも、映画を見た感想・レビューを書いて頭によぎることに、「わざわざブログを設けてるのに、こんなまとまりのないクソレビュー書いててもしょうがないよなあー」という、どろっどろの負の感情があります。
実際上手な文章を書かれてる方や、豊富な知識を活かして書かれている方を見ると、ますますそのネガティブな考えが強まるのです。
別にブログなんだし好きに書けばいいじゃん!
と言われればそれまでですが、多分何も考えずに書こうとすると、また筆不精に陥るので、今年は自分なりに「こーゆー映画ブログを書こう」と、決めてみることにしました。
それは...
めっちゃ映画好きな人⇨映画は見れたら見る…程度の人への橋渡し的な内容。
遡ること高校時代。
当時から大江健三郎やカポーティを読み耽っていたあいたたたーな自分ですが、そんなに仲良くない人から「どんな映画が好きなの?」とか「最近オススメの映画ある?」と聞かれることがありました(聞かれるだけありがたいくらいのスクールカーストに属してました)。
当然、映画の話ができてマンモスうれぴーな私は、いらんことまでべらべらと喋ってしまい、相手との温度差は開いていくばかり。
やがて大人になった私は、映画が風船よりも大切じゃないことに気づいてしまい、「いちばん好きな映画は?」と、映画はデート程度でしか見ないような人に聞かれると、死んだ目をして「LA LA LAND...」と答える、いい加減な人間になってしまいました。(本当は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』)
それでも最近は、相手の映画に対する熱意(と空気)を読んで、なるたけマニアックになり過ぎない範囲のチョイスや内容を喋れるようになったのです。
しかし、そういう場面に遭遇するたびに、「なんでそんな大して親しくもない奴に、こんな気を使わなきゃならんのだ…めんど…」と思うようになりました(笑)
そんな時に、「自分に代わって説明してくれるやつがいればどれだけ楽か…」と、私は人間というか、人と接するうえでギリギリのモラルを平気で踏みにじろうと考えたのです。
それが私が今後書こうと考えている映画のレビューです。
要するに「〇〇って映画おもしろいかなぁ~?」とデートryに聞かれた際に、「このブログ読めば?」と言って読ませてあげれば、相手も「やれこの監督は〇〇でー」といった、変に熱の入った映画トークを聞かされなくて済むし、こっちもいちいち気を使って内容を忖度しなくても済むという。
極めつけは、その映画が面白くなくても、このブログに責任転嫁してしまえば、あなたの名誉も傷つきません。(「このブログ読めば?」とか抜かしてる時点でいろいろダメな奴感すごいですが…)
とりあえず、物は試しで最近映画館で見た『来る』の記事を書いてみようと思います。
もう今更過ぎて、来るどころか通り過ぎて消え去りそうな勢いですが…
もし、あなたの職場・学校で、「お前そんなに仲良くないけどな!」みたいな人から映画の話を振られたら、ぜひ「日刊ねりきり」を活用してみてねっ!
もう日刊でも何でもないけどね!