『遊星からの物体X』を、デートの時くらいしか映画を見ないような人にお勧めする記事【挑戦】
地球にやってくる宇宙人がみんな友好的なら良いのですが、映画だとたいてい凶暴なやつばかりで困りますね…
今回紹介するの『遊星からの物体X』に至っては、凶暴なうえに狡猾なので、非常に厄介です。人間でもそんな奴いたら嫌なのに…
もれなく食欲が失せるダイエットムービー
『遊星からの物体X』は、人を喰らうと、細胞レベルでその食べた人に化けることができます。
しかし、その捕食シーンががキショいのなんの。
よくもまあ、そんな食べ方を思いつくよね…と一週回って感心してしまうレベル。
あと、物体Xさん(作中では”いきもの”と呼ばれます)にとって、人間なんてしょせん入れ物以外の何物でもないので、化けた人の中から”いきもの”が現れるシーンでも、も少しこう…要領よく現れられないのかと、ドン引きする勢い…
この映画が作られた当時、CG技術なんてまだ栄えていなかったので、グロのリアル感が、より気分を悪くさせます。
リアルすぎて、ホント視界に入れるのもばっちいくらいなので、あえて細胞レベルで恋してて、ダイエット頑張らなきゃ!みたいな人にはうってつけの映画です。書いてて恥ずかくなってきた。
南極の人が、「知らない人に合うのは危ないよ」ってすごく体を張って遠回しに教えてくれる映画
SNSが盛んになって、見ず知らずの人と会うことに対する敷居が随分と下がる中、当然オフ会とかに、危ない人が紛れ込んでいる可能性は十分にあります。(オフ会なんて行ったことないから知らないけど)
そういう意味では『遊星からの物体X』は、人を疑うことの大切さも教えてくれます。
なんなら彼らは、今まで仲間だった人々にさえも疑わなければならない状況なので、オフ会の危険度なんてゴミクズ程度に思えてしまうでしょう。あれ、急にこの項目の説得力がなくなりました。
まあ、オフ会に参加する人は「純粋にすげー!」なんて私は思っていましたが、この映画を見ると、「やっぱ、今のままで良いや」という考えに至ります。
それくらい『遊星からの物体X』は、人間不審に陥りやすい映画なので(私のような)すでに人間不信気味なやつが見ると取り返しがつかないことになるので気を付けましょう。
P.S
オフ会がだめなら「出会い系ならいけるっしょ!」と思っている脳みそおちんち○な人は、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を処方しておきますね~。
SF版「汚物は消毒だー!」
どうしても南極かつ、基地という限定的な空間ででお話が進むので、"いきもの"の対峙方法は限られてきます。
その方法は、ずばり火炎放射器。
一応銃も登場しますが、"いきもの"相手には歯が立たちません。
そんなわけで、“いきもの”が現れると、有無も言わさず火炎放射器。
いきものが分裂すれば、追いオリーブならぬ、追い火炎放射器。
屋内だろうと屋外だろうと、所かまわずぶっかけます。
さながら、そのインパクトは、あの「北斗の拳」に登場したモヒカンを彷彿とさせます。
ホラーとかグロが苦手な人は、火炎放射器が登場するたびに脳内で「汚物は消毒だー!」と再生すると、割と平気なので、見る際はお試しあれ。
まとめ
というわけで、『遊星からの物体X』を他の人に勧めるなら、グロい面を推すより、ダイエットのお供にいいよ!とか、軽いトーンでいってみましょう。
その際には、具体的にどんなディテールのやつが出てくるのか、説明すると効果的ですよ。。。