映画のコラボTがもっと普及してほしいとお願いするブログ
バンドTシャツなんかは、有名なアパレルとコラボしているのをよく目にする中で、映画でも最近はちょこちょこと、こうしたコラボTとかグッズとか出ていて嬉しい限りです。
もっといろいろなコラボグッズが出てほしい!と思える作品は沢山あるので、今後さらなる普及を願い、コラボTの魅力と、どんなものがあるかを書いてみました。
(ちなみにこちらは、私が持っているコラボT。数は少ないですが…『ハイ・ライズ』『ギミー・デンジャー』『パーティで女の子に話しかけるには』『イット・カムズ・アット・ナイト』『サスペリア』があります。
『ハイ・ライズ』は着回ししやすくてお気に入り。なお、『ギミー・デンジャー』『イット・カムズ・アット・ナイト』は未見というクソにわかっぷり。)
①サイズ感が一般的な映画Tよりナウい
有名アパレルとコラボしているTシャツは、サイズ感が今風なものもあるので、好きな映画をアピールしつつ、着こなしもそれなりな感じにはなるという、まさに一石二鳥なグッズ。
特に『サスペリア』のロンTは、あのジャーナルスタンダードとのコラボだけあって、結構ゆったりめなサイズ感です。
今はロンTでもサイズ感大きめかつ、1枚で切るのがおしゃだって、美容師の弟もそうやって着ています(さらっと責任を擦り付けた)
②映画のビジュアルがいい感じにアレンジされている
「好きな映画のTシャツを着たいけど「いかにも!」なデザインはちょい恥ず…」なんて人でも、コラボTだと、いい感じにデザインをアレンジしていることがあるので、所見では良くも悪くもバレにくい(気づかれにくい)というものがあります。
でも、これは裏を返せば、そんなに映画自体に興味がなくても、気軽に手に入れやすことでもあります。
実際、映画好きの人なんて(私を含め)皆人見知りだから、「あ、それ○○って映画のTシャツですよね?」と絡まれることはないです。たぶん。
③「ハードコアチョコレート」は、おしゃれというより、ガチ映画好きの戦闘服
そんなコラボTとは、ある意味真逆の露疎遠をひた走る、知る人ぞ知るブランドに「ハードコアチョコレート」というブランドがあります。
「私、この映画好きなんですよね~」と言えば、そのあとの人間関係に多大な影響を及ぼしかねないような作品(『ムカデ人間』とか…)とコラボしまくることで有名です。コラボなのかな?そもそも。
そして、そのデザインはまさしく、他の追随を許さないような前衛的というか、映画のやばさをそのままデザインに落とし込んじゃいました。みたいなものが多数。
例えば、最近公開された『暁に祈れ』のコラボT。
一見すると、なかなかよさげなデザイン(でもやっぱ日本語タイトルはいらんな…邦画じゃないし…)ですが、裏面を見ると、
作中でも登場した、リアルガチ囚人の皆様が、満面の笑みでプリントされちゃってるじゃありませんか。ヤバい、ぞくぞくする(リアルガチな意味で)私が警察官だったら職質したくてウズウズしちゃうデザインです。
そんな裏面のプリントを一切廃し、日本語ロゴも抹消したら間違いなく買っていた、個人的には惜しい作品。
しかし、「ハードコアチョコレート」が目指す映画Tシャツとは、私みたいにぬるま湯に浸かったような映画ファン向けのものではないのです。
彼ら、そして彼らのTシャツをお召しになる方は、映画に人生を捧げているような猛者たち。
たとえ、周囲から「えっ、そんな映画が好きなんだ…」と引かれようとも、職質されようが、構わず映画愛をアピールするのです。
まさに、彼らにとっては戦闘服なのかもしれません。
こんな感じで、「ハードコアチョコレート」とまでは言いません。
むしろ、もっとライトな映画好きが興味を持ってもらえるように、こうしたコラボグッズはもっとあってほしいと思います。
最近だと、『サスペリア』とジャーナルスタンダードのコラボグッズがあるのですが、発売日が1/25で、数日後には殆どが在庫薄でした…
イメージカラーの赤パーカーは在庫切れと、反響が大きいと感じました。(元々在庫数が少ない可能性もありますが…)
というわけで、アパレルさんぜひに!