大自然に牙を向かれがちなロバート・レッドフォードがナレーションする『アメリカ・ワイルド』見た
アメリカにある手付かずの大自然「アメリカ合衆国国立公園 」の広大さ、美しさを名優ロバート・レッドフォードのナレーションでお届けするドキュメンタリー『アメリカ・ワイルド』を見ました。
私はインドアなうえに、こうゆう絶景もなるべく「早く、安く、辛くない」方法で現地に行けたら見たいなくらいの、クソなめた態度で構えています。
なぜそんな私が『アメリカ・ワイルド』を見ようと思ったかというと、やはりナレーションがあのロバート・レッドフォードだという点。
ほら、テレンス・マリック監督の『ボヤージュ・オブ・タイム』もナレーションがケイト・ブランシェットだったみたいに、面白いドキュメンタリーには、豪華な俳優がつきものです。
『ボヤージュ・オブ・タイム』って面白かったっけ……?
そういえば、ロバート・レッドフォードさんといえば、ニック・ノルディとニコイチで長距離自然歩道「アパラチアン・トレイル」をするはめになったり、かと思えば大海原でひとり遭難したりと、何かと大自然に縁がある俳優さんです。
インスタとか開設したらレオナルド・ディカプリオみたいになりそうだなって勝手に思っています。
で、見どころは?
上記にも書いたとおり、私は大自然とかあんまり興味ないし、ただでさえちっぽけな存在だと日頃から痛感しているのに、わざわざ自然を前に余計にちっぽけだと再確認をするほどでもありません。
そもそもの視聴動機である「ロバート・レッドフォードのナレーション」ですが、まさかのロバート・レッドフォード:6、新米冒険家:4という、第2のナレーターが存在する&そいつがまあまあ喋るという。(しかも40分しか上映時間ないのに)
もちろん、ロバート・レッドフォード姿は一切見ることはありません。
というのも、このドキュメンタリーの構成が新米冒険家の女性を含む、3,4人で国立公園にある未踏の地を攻略して行こうというのがメインストーリーとなっています。
なので、大自然の景色をゆったりと楽しむというよりかは、ちょっとスポーツ的な要素がある映像です。
なんだろう、スノーボーダーがひたすら雪山を降りる映像作品に近いのかな…?
他にも、国立公園の歴史なんかをロバートさんが解説してくれます(ただし、内容的にはネットで調べればわかるようなことがほとんど)
…そんな感じです。
別にこの作品を見て「アメリカ国立公園に行ってみたい」と思うかと聞かれると、返しに困ってしまいます。(なんか、断崖絶壁登ったりしてたんで、ボルダリングしたくなるんじゃないんすか(適当))
あ、でもイエローストーンは個人的に結構気になります。
ただ、ロバート・レッドフォード目当ての場合は、大人しく主演作見たほうが有意義です(当たり前)