ハリウッドスターが日本の取材でノッてくれる方法を妄想してみた
今回は私がぽろっとつぶやいたこちらのツイートについて。
「プレゼント選びで失敗したくない!」と言う人は、来日した著名人にメディアがプレゼントしている、あのよく分からん日本土産ようなものを反面教師にするといいぞっ
— ヤマダ マイ (@serial_mai) August 29, 2019
そもそもこの考えに至ったキッカケは、ある映画ライターさんがワンハリで来日したレオ様に、マスコミが「日本で行きたいところは?」「日本食なに食べた?」など、映画の事を聞かないやり取りに苦言を申したツイートからです。ちなみにレオ様は11回目の来日だそうです・・・。(「アマゾンの山火事についてどう思うか」と聞いたほうが、レオ様もいっぱい喋ってくれそう)
確かに我々映画ファンからしたら死んだほうがマシなくらいどうでもいい質問ばかりです。
一方、なんとなく番組を観ている人は、映画よりも来日したハリウッドスターからシンパシーを感じたほうが、まだ作品に興味関心を持ってもらえるのでは?と思う気持ちがあるのかもしれませんがあのへんなプレゼントはいらなくない?
へんなアレンジ加えた法被とか扇子とかあれ系のあれです。
レオ様来日の様子は、全くテレビで拝見していないのですが、また変なものあげたのかなあ…。
高校時代友人が「かっこいいから」という理由で彼女に電卓をプレゼントし、その後破局した話を聞いてから、私はプレゼント選びに関して人一倍細心の注意を払って生きてきました。
もらっても困るようなもの他人にあげるのは、なにかとよろしくないことも起きるのです…
そんなことを考えていた私の中で、あるひらめきがおきました。
来日したハリウッドスターに映画のことを話してもらい、かつまだマシなプレゼントを・・・
それは、自局の映画(DVD)です。
要するに、「我が局ではこういった映画をつくっているんですよ」とDVDを渡して紹介するのです。
映画の話になれば自ずと相手も作品のPRを話すだろうし、マスコミも自局の映画を宣伝できて一石二鳥。
なにより変なだるまとかもらうより、こっちのほうが話も弾みそう。
DVDなら貰って要らなくても、場所取らないし。
PR作と自局の作品に共通点があれば、インタビューも盛り上がるかもしれません。
そもそも日本からの質問だけでなく、PRをする監督やキャストは映画の内容をはじめ大量のメディアから同じようなことを聞かれているはずです。
それだけにPR活動はかなりの負担になるようで、以前読んだ西川美和監督のエッセイでは、『息もできない』の監督が同じ質問に答え続けた結果、ある時「今一番したいことは?」と聞かれると「セックスだよ!」と叫んだエピソードが書かれていました。
監督は普段穏やかな人物なだけに、PR活動がいかに過酷かを教えてくれる話です。
つまり、他のマスコミとはちょっと違う質問をするだけでも、相手はけっこう嬉しいんじゃないというのが私の考えです。
来日プレゼントもちょっと工夫したら喜んでくれるかも?
まあ、全部私の妄想なので「参考にしてね!」なんて上から目線な事は言いません…テレビ局の人が一生懸命考えたプレゼントかもしれませんし。
ただプレゼントは自分の気持ちより、相手の気持ちのほうが大切なのは確かです…。