週間ねりきり(不定期更新中)

妻と2匹の猫と暮らす、よく分からない視点で映画のことを書く人です。意識高い系ブログが集うはてなブログの中で、ひたすら意識低い系の記事を不定期更新。 これに伴い日刊から週間になりました。今まで嘘ついててすいません…

その他普通の映画感想文

【ネタバレ】『サスペリア』でフフッってなった場面まとめ

先日、映画館で『サスペリア』を見た私は、他の方同様、その結末に打ちひしがれて、解説や考察の検索に勤しんでいのですが、何も分かりませんでした(皆、難しい言葉で書くんだもんなあ〜) じゃあ、ブログに書くこと何もないなあ…なんてのほほーんと過ごして…

【現在150作】Netflixマイリスト全消化計画/11月・猛省編

ヤマダです。 完全に計画は破綻して、私の心もポッキー&プリッツの日よろしく折れました。 まあ、もともと無理のある計画だったのですが、配信終了作品も多くあるから、次第に現実的な数字になったりしないかなという、他力本願甚だしいところもあるっちゃあ…

【ネタバレのオンパレード】『GODZILLA 星を喰う者 』でよくありそうな質問をまとめました

先日、『GODZILLA 』最終章である『GODZILLA 星を喰う者 』を見てきました。 今回は、まだ見ていない人が気になっていそうな事をQ&A(よくある質問)でまとめてみました。 私が見た劇場には小さい子も家族連れで見ていたので、「パパあれなんで~?」と聞かれ…

『キングダム/見えざる敵』が、ほんとは結構芸の細かい映画だと伝えたいブログ

ジェイミー・フォックスがRPGとか手榴弾とかバンバン飛ばしまくる、過激社会アクションムービー。 しかし、本作に限らずピーター・バーグは、何でもかんでもバカスカ爆発させてるわけじゃあないんだぜってことを伝えたいブログになります。どかーん。 ピータ…

『シティ・オブ・ゴッド:10年後』批評家はむしろこのドキュメンタリーを見た方が…

コピペかな?と言うほどど直球なタイトル… しかし、その題名に偽りのなし。多くの出演者の10年後を、光あり闇ありで捉えています。 あまりに登場人物が、多かったので、このブログでは『シティ・オブ・ゴッド』出演後最も成功した人と、そうで無い人を代表し…

エロスがテーマだけど、『消えたアイリス』と『SHAME-シェイム-』はどこで差ができたのか

ヤマダどす。 先日見た『消えたアイリス』が日増しに微妙だったなあと思う私は、同じ「エロス」をテーマにし、私のオールタイムベストの一つ『SHAME-シェイム-』のことが頭から離れなくなりました。 お互い「性」をテーマにしているにもかかわらず、なぜこん…

『ミッドナイト・エクスプレス』という、原作が映画で「アメリカ万歳!」になってしまった作品

ヤマダです。 先日、『ミッドナイト・エクスプレス』を見ました。 確か昔にツタヤ発掘良品にて展開されたいたのを思い出し、ネトフリで見たのですが、とても面白かったです。 原作者の意図を知るまでは… 『ミッドナイト・エクスプレス』は、なんの変哲も無い…

『アポストル 復讐の掟』感想ネタバレ。ダン・スティーヴンスさんから学ぶブラック組織のやり過ごし方

以前、このブログでも書いた『ザ・レイド』のギャレス・エヴァンス監督の最新作『アポストル 復讐の掟』 (いい意味で)監督がやりたい放題で制作できるNetflixオリジナルの作品ということで、どんだけグロいねんと思っていたら、組織はグダグダになると、ほ…

【ネタバレもクソもない】『ボヤージュ・オブ・タイム』を見るべき3つの理由

私の中で、安眠効果を来す監督として名高い、テレンス・マリックが手がけたドキュメンタリー?のような映像作品。 簡単に説明すると、『ツリー・オブ・ライフ』内で、唐突に差し込まれるジュラ紀のようなシーンを、90分の尺にいっぱい伸ばしたような感じです…

『フォックスキャッチャー事件の裏側』デイヴ・シュルツ殺害は未然に防げなかったのか?

ヤマダです。 ベネット・ミラーが2014年に監督した『フォックスキャッチャー』は大きな話題になりましたが、Netflixのオリジナルドキュメンタリー作品に、フォックスキャッチャー創設者であり、レスリング選手のデイヴ・シュルツを殺害したジョン・デュポン…

【ネタバレ】Netflixオリジナル『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』感想。闇が深いのは空でも狼でも息子でもなくこのシナリオ…

『ヘルボーイ』を見ているヤマダです。 先日解禁されたNetflixオリジナル『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』 『ブルー・リベンジ』、アントン・イェルチェン主演『グリーン・ルーム』と、色が入るタイトルが多いですが、今回は『闇』 そもそもどの作品も…

『ウィ・アンド・アイ』感想。真面目な日本人には受けにくい、ハイスクールバスのカオス…

ミシェル・ゴンドリーがリアルガチの高校生を集めて、夏休み最終日、帰りのバスでの会話劇で100分以上続く本作。 一応ジャンル的にはしょっぱい青春映画です。 米ニューヨーク、ブロンクスを舞台に、陰キャからDQNまで幅広い人種がバスに乗り込み、アイツが…

【ネタバレもあるよ】『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』感想。愛と芸術ほど曖昧なものはないんだなあ(白目)

先日私の中ではカルト級のラストを決めてきた『ハッピーボイス・キラー』のマルジャン・サトラピ監督の過去作、『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』 どうせプロローグでマチュー・アマルリック演じる主人公が、8日後に死ぬことはわかってる…

【感想】『エリックを探して』 ケン・ローチが自己啓発本を出したら…

自己啓発本って、別に読んで害が及ぶわけでもないのに、(私をはじめ)なんであんなに毛嫌いされてるんだろうと考えたら「あんな本読んで、人生がうまくいくなんてありえんだろ」という感情が先行するからだと思いました。 まさしく、『エリックを探して』の…

『モンガに散る』が極道×青春というありそうでなかった雰囲気でした。

この前『軍中楽園』が日本公開された、ニウ・チェンザー監督の過去作。 1980年代の台北・モンガ。繁華街の裏側では、いくつもの組織が抗争を繰り広げられており、高校生のモスキートは、街で最高の権力を握るヨウカウ組親分の息子・ドラゴン率いる不良グルー…

『ザ・レイド』のギャレス・エヴァンス監督の新作がnetflixで配信されると聞いて

その名もずばり『アポストル 復讐の掟』!すごい強そうなタイトルですが、果たして… 舞台は1905年。身代金目的で謎のカルト教団に誘拐された妹を救出しようと、とある孤島に辿り着いたトーマス・リチャードソン。ほどなくして教団は、この男に罠を仕掛けたこ…

【2行目からネタバレ】『MEG ザ・モンスター』がコメディとして楽しめた理由

先日、夏の締め的なノリで『MEG』を見てきました。 ズバリ、『MEG 海獣惑星』でした!ドーン。 過去に救難船を助けている最中に、ジェイソン・ステイサムがメガロドンに遭遇。そいつから助かるには、救助の途中だった人々を見捨てて、救難船を爆破しないとい…

『顔たち、ところどころ』を見たけど、よく分からなかった。から、分からなかったところをまとめて再度見たいと思った。

カンヌ国際映画祭をはじめ、いろんなところで高評価と話題のドキュメンタリー『顔たち、ところどころ』 フランスの名匠アニエス・バルタとJRという名のフォトグラファーが、旅の途中で出会った人々と触れ合い、その人の写真をどでかく印刷し、それを建物や壁…

【ネタバレ】『ゾンビーバー』の監督分かってるねっ!感は異常

先日、巷で話題のB級映画『ゾンビーバー』を見ました。 彼氏に浮気された女の子を励ますために、女子3人が、田舎にある湖の別荘へ傷心旅行に行くのですが、その先に汚染廃棄物を浴びたビーバーが、ゾンビ化して人間を襲うおはなし。 しかしこのビーバーがCG…